Wednesday, June 29, 2011

映画☆「SUPER 8/スーパーエイト」見てきました

「SUPER 8」パンフレット 600円
この前の日曜日(6/26)に新宿バルト9で6/24金から公開されている、
映画「SUPER 8」を見てきました。

スティーブン・スピルバーグ製作、J・J・エイブラムスが監督を担当したSF映画です。
タイトルの「SUPER 8」とは、コダック社のアマチュア用8ミリフィルム規格のことらしいです。
ストーリー
1979年のオハイオ州。ある夜、主人公・ジョー・ラムを含む六人は、自主制作のゾンビ映画を作るため、スーパー8mmカメラを持って線路のすぐ近くで撮影をしていた。しかし、映画の撮影中に線路上でアメリカ空軍の物資を運んでいた貨物列車と線路を走っていた一台の車が激突し、後の大事故となる。列車が大炎上するほどの大事故であったが、ジョー達は奇跡的に全員無事であった。電車に衝突した車の運転手、ジョー達の通う学校の生物教師であるウッドワードは、ジョー達に「今見たことを決して誰にも言ってはいけない。そうしなければ君達と、君達の親も殺される」と意味深な言葉を残したが、その言葉の真意はわからないまま時間は過ぎていった。そして、その夜から街では、住民が失踪、犬が逃げ出す、停電が続くなどの奇怪な事件が続出し、貨物列車から逃亡した「何か」が動き出していた。
(Wikipediaより)
ゲームの話と関係なさそうですが、実はちょっとだけ関係あります。
以下、軽いネタばれ含みます…



さっそくですが、何がゲームに関係しているかというと、
PC版「PORTAL 2」の“Extra”コンテンツ内に、この「SUPER 8」のインタラクティブティザーが収録されていたんです。
インタラクティブティザーとはなんぞやというと、「SUPER 8」の最初のあたりで貨物列車の脱線事故が起きたときに、列車内にいた人物を操作し、物語の冒頭を体験することが出来るというものです。
「PORTAL 2」とはゲーム的にはまったく関係ないんですが、とても新しい宣伝方法で、さすがValve!(関係ない?)と思いました。
海外の宣伝方法はやっぱ進んでるなーと実感させられました。

以下のムービーが、そのプレイムービーです。
Super 8 Interactive Teaser -- Portal 2 Extra (PC) - Max Settings
このラストを見てしまったら続きが無性に知りたくなり、映画も見に行ってしまいました。
完全にプロモーションの思うつぼです。

映画 SUPER 8 Trailer2 予告編
でもって肝心の映画ですが、あらすじ書くのは面倒なので、特に気になった部分を…

冒頭、主人公の母親の葬儀の場面から始まります。雰囲気がすでに1979年を醸し出してます。
その4ヶ月後、映画撮影仲間とゾンビ映画の撮影を始めますが、無人駅での撮影中、貨物列車が通過し、そこに一台の車が正面から突っ込み、脱線事故がおきます。
この大惨事っぷり、主人公たちを次々に襲う車両がすごくて、どっきどきでした!
でもって、「PORTAL 2」にも収録されていた場面とのシンクロがまたワクワクさせられます。
冒頭の静かで穏やかな流れから、この事故までの流れはかなりよかったです。

ジョー(右:ジョエル・コートニー)はアリス(左:エル・ファニング)に淡い恋心を抱く
(C)2011 PARAMOUNT PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
話がちょっと逸れますが、アリス・デイナード役のエル・ファニング
誰かに似てるなーと思って、後から気づいたんですが、ダコタ・ファニングの妹!
1998年生まれの13歳とは思えないほど大人びていて、きれいで、ときより見せる子供っぽい表情がかわいかったです。
やっぱ欧米の女の子って大人びてるなーといった感じでした。
それに比べて、主人公の男の子はちょっと子供っぽかったですね…

物語はそこから急展開で、町で頻発する不可解な事件や、事故を処理する空軍と謎のキューブ…と話は進んでいきますが、ちょっと肩すかしを食らったのが、貨物列車に積まれていた謎の正体が、なーんだ普通じゃんっといった感じだったことですかね。
それ以外は少年たちの掛け合いが「スタンドバイミー」ぽくもあり、SFパニック映画でもあり、色々詰め込んだような映画でした。
細かいところに突っ込みたくなる部分はたくさんありましたが、全体的にはけっこう楽しめました。
子役たちの演技はとってもよかったです。
自分も、もう一度あの年代に戻りたくなってきます。

ちなみに、一緒に見た嫁は「ブラックスワン」よりは面白かったと言ってました。
「ブラックスワン」は期待しすぎてダメになったパターンですが…
あ、あと韓国映画の「グエムル」みたいとも言ってました。

とりあえず、エル・ファニングかわいかったです。ファンになりました!
http://cinetri.jp/interview/super8_elle/



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